「身についた知識と技術を」 ゆい

4月14日

○1日桃畑
 今朝、5時過ぎから防除に出ました。最初5時に出る予定でしたが、あんなちゃんが様子を見てくれて、暗すぎたので、30分遅らせました。
 玄関下で薬剤を作ってから、桃畑を回っていきましたが、今日は、時間がいつもと違うため、回る順番が異なりました。
 今日で3回目ですが、ホースをどの場所に溜めておくかということと、どこを通路とするかということが慣れてきたために、少し改善できました。
 新開墾畑にいったとき、あんなちゃんが、「ゆいちゃんは、ホースワークとしては、どういう順番がいいですか」と聞いてくれました。だいたい、どの畑でどう回るかは、あんなちゃんの中に順番があるのですが、確定していない部分もあるのだと思いました。それは、ホースを補助する私が、ホースの残りの長さと、通り道を考えて、あんなちゃんが1番やりやすいコースを提案できるポイントなのだと思いました。
 それで、私は最初、こう回ったらどうかと言ったのですが、実際やってみると、もっと短縮経路があると分かりました。次回、そうしたいとあんなちゃんに言うと、あんなちゃんが「わかった!時間も短縮できるかもね」と言ってくれて、2人で、もっと良いやり方を開拓していける余地があるのだと、とても嬉しくなりました。なにより、あんなちゃんが、動く距離も短縮できるということです。
 私は、どちらかというと畑の半分くらいの面積を意識しながら動いているのですが、あんなちゃんは、桃の木に向かっていて、相当集中力が必要なはずです。大きな木になると、枝が長く、本数も多く、ホースをもったまま、首を上に向けながら、前後に動きつつ木の周囲を回ることになります。それを4時間近く続けるというのは、大変なことだと思います。私はホースをひきまわしながら、あんなちゃんの後ろの目になったり、あんなちゃんがスムーズに次の経路に入ることができるようにする役割りがあるのだと思いました。

 桃のことではないですが、面白かったのは、板坂さんは1日2回以上、しろのお散歩をしていることを知ったことです。6時前に、石生の桃畑にいたとき、板坂さんが、しろを連れて通られました。そして、夕方、あんなちゃんと、霜対策の缶を運搬中、古吉野の前でもお会いしました。
 1日、桃畑ツアーを続け、朝と夕にしろを連れた板坂さんにお会いし、「あれ、朝も板坂さんにお会いしたよね」と言っていたのが、実際にお会いしているので既視感とは言いませんが、それに似た感覚でした。

 今夜も霜対策です。今回は、自分でも缶を配置したので、さらに、どんな様子か経過を見ながら動くのが楽しみです。
 不思議なことに、何故か、疲れません。今朝も早かったし、休み時間を頂いても眠れたわけではないのですが、疲れを感じないのは、やはり、あんなちゃんと桃の畑を回っているのが楽しくて、エネルギーチャージされているからだと思いました。
 (そうはいっても、身体は少し疲れてくるかもしれないので、調子に乗らずに調整します)

○その他

 報告したいなと思って忘れていたことがありました。晩白柚のアブラムシ対策の洗剤防除は、お父さんが昨日も言われていたように、速攻の効果でした。
 私がやったときは、1時間後にみにいったのですが、一見、何も変わらないようにみえて、みんな動かない。既に昇天していたのです。時々、息も絶え絶え、ゆっくり動いているのがいる程度で、葉を指ではじくと、それだけでアブラムシがぱらぱらと落ちていきました。新しいチームで、担当が変わってしまいましたが、変わる前に体験できてよかったです。

 夕方、面白いことを思い付きすぎて、そわそわしました。こんなのがあったらいいな、というのを作ろうと思ったら、いてもたってもいられなくなってきました。1つは、防除関連のグッズで、もうひとつ試してみたいのはタンク関連です。さっき、早速新しいノートを貰ったので、桃のこととか、新しい担当野菜のこととか、発明品のこととか、書いていこうと思います。すっかり忘れていましたが、子供の頃、アイディアノートというのでしょうか、そういうのが自分の宝物でした。

 ハウスの修繕にもいきました。修繕は一昨日にまちちゃんと一緒に終わらせていたのですが、巻き上げのパイプの接続部分だけ、ビス留めするのを保留にしていたところを、完了させてきました。須原さんに、金属用のビス(ピアスビスという呼び方もあるらしい)を頂いて、インパクトで接続してきました。須原さんが、「これ、けっこうしんどいで」とおっしゃったので、こころして行ってきたのですが、けっこううまく行って、2本のパイプを接続することができました。
 ちょっとしたことなのですが、気持ちがぐっとあがりました。そしてその後、さらに嬉しいことが。
 ミシンのビスがなくなっていると聞いて、同じようなものがないかと、作業棟で探したら、似たものを複数見つけました。須原さんが、私が見つけたビスをみて、「径は同じようやな。でも、径が同じでも、ピッチが違ったら、2周までは行っても、それ以上いかんし、無理にしたら、潰れるで」と教えてくださいました。「まず、ちょっと試してみなさい」ということで、さっき、試してみたら、なんとぴったり。思わず「いひー!ちょっと、これ、ぴったりだよ!」と、近くにいた、つきちゃんたちを巻き込んで一緒に喜んでもらいました。頭が丸いタイプなので、少しだけ出っ張りがありますが、使用する分には大して問題ないと思い、すごく嬉しかったです。

 ちょっとしたことですが、嬉しいもんだな、とうきうきしました。
 ヤマザキマリさんの本を読み始めたばかりですが、何だか、色々なことをして、世界を広げて、味わい尽くして、楽しみ尽くしたい気分になってきました。
 今、やりたいことをやってしまったらいいという気がしました。なのはなで、教えてもらって身についた知識や技術がたくさんあります。全部、いつもフル稼働して、この毎日の人生を楽しめばいいのだと思いました。そうしたら、時間が足りないような気分、何か良い意味でそわそわする気分になりました。