「人の気持ちが7、作業効率が3」 まゆ

4月10日

 今日は、午後に竹取の作業がありました。

 竹取や竹の加工などの作業は、結構早急で、本当は少し焦っています。今月の15日まで(あと5日後まで)に、全夏野菜分の支柱用の竹を用意しないといけません。
 でも今日の私は、気持ち的な面で実は本調子ではなくて、少しでも隙があれば、自分の殻にこもってしまうような状態だったと思います。
 私だけでなくて、全体的にも、少し疲れている空気を感じました。新しい子が半数いたこともあって、気持ちゆっくりめに作業しようと思いました。
 人数は14人いて、少ないというわけではなかったし、竹取しやすい場所でもあるので、竹取本数200本を達成したい気持ちがないわけでもなかったけど、集合や移動などがあって、作業時間は実質1時間半ぐらいになっていたので、200本達成を目標にすると、絶対にみんなを急かしてしまうと思いました。もし作業が押してしまったら、17時に古吉野へ到着することができなくなって、みんなが当番に遅れてしまいます。(実際に、数分遅れてしまったことが何度かあります。)
 とっても急いでいる作業だけど、200本という目標は今日のメンバー的にも時間的にも無理があると思ったし、今の私のメンタルの状態で、あきらかに達成できない目標を立てて、絶対に達成しようと無理をしたら、私自身がイライラしてしまって、リーダーどころではなくなる、みんなの空気を壊してしまうことになる、それは絶対に良くないことだと思いました。
 だから今日の作業は、お母さんに教わった「人の気持ちが7、作業効率が3の7対3の割合の作業」ということを心に置いて、作業を進めることにしました。
 自分にも、みんなにも優しい作業をしたい。楽をするという事ではなくて、「全員限界まで力を出し切って、竹を何としても200本取ってください!!」というような、圧力のかかった作業ではなくて、みんなが作業を楽しめる心の余裕を残しながら、一生懸命に取り組んで、確実に達成して、達成感を得た方がいいと思いました。
 楽しんで作業してくれるりなちゃんや、みんなの気持ちを大切にして、私もみんなと楽しい気持ちや達成感を共有しながら作業がしたいと思いました。

 今日は休憩をゆっくりとってみんなで草の上に寝そべって真っ青な青空を眺めました。
 作業終わりには、思いっきり大声で「疲れたー!!」と叫んでみたらとても気持ちがスカッとして、疲れたけど、楽しかったなと思いました。だから今度は、もう一度みんなと「疲れたー!けど、楽しかったあ~!」と叫びなおして古吉野へ帰ってきました。

 古吉野へ帰ってきて、ほしちゃんと目が合ったとき、「竹取って、こんなに楽しいんだね!!」っと言われて、思わず目が点になってしまいました。私はほしちゃんが竹取を楽しいと思ってくれていることが意外すぎて、1秒ぐらいフリーズしてから、「ほしちゃんがそんなことを言ってくれるなんて、びっくりした」 「嬉しい!楽しかったね」と言葉を返しました。ほしちゃんはとっても笑顔で、本当に嬉しかったです。

 竹取りはこれまで何度もおこなっていて、作業に入ってくれるメンバーも(少し変動はありますが)だいたい固定されてきています。
 ゆいちゃんとほしちゃんの竹取ペアーが本当に早くて、周りの人の2倍速です。りなちゃんは動きが的確で、一生懸命で、手を抜いたりすることがないので、いてくれるととても頼りになります。よしみちゃんは、まだ入居が間もないけど、どの作業を一緒にしていても、一生懸命で、自分を出しすぎることがなくて、作業がしやすいなと感じます。りなちゃんやよしみちゃんの姿を見ていると、力が湧いてきて、もっともっと頑張ろう、という気持ちにさせてもらっていると思います。

 みんなが私の不安定な気持ちを支えてくれていると感じます。
 こんな風に、落ちたり上がったりする自分と上手に付き合いながら、前に進んでいきたいと思います。

 終わります。