「1週間」 えみ

4月8日

*アセスメント演奏
 今日は昼食後からアセスメント演奏がありました。今回は美作警察署の方が興味をもってきてくださったということでした。内容は前回もえちゃんが入居した日のものとほとんど同じだったと思うのですが、私にとっては前回と比べて違う見方ができた気がします。なのはなにきて丁度1週間がたち、毎日の作業を通して大分みんなの顔と名前が一致してきました。すると、ダンスや演奏をみていても普段の姿と舞台上の姿のギャップが面白くてより楽しめました。特にセンターで踊っている子たちは、すごく切れがあり表情も豊かでかっこよかったです。
 と同時に、今までは漠然とした憧れでなのはなに来たら自分もこんなになれるのだと思い込んでいたのが、1週間がたちそこまで成長するにはすごく時間がかかるのだという現実を思い知ってしまい悲しくもなりました。実際アセスメント演奏が始まった瞬間に、自分でも分からないけれどなぜか今まで我慢していた涙がぽろっとこぼれてしまい後ろで座っているのが少し気まずかったです。

*田んぼとジャガイモ畑の牛肥まき
 午後の作業は田んぼ3面とジャガイモ畑4面の牛肥まきでした。田んぼの場合、軽トラの後ろに積んだ牛肥をてみに分けてバケツリレーのように運び、まんべんなく肥料がいきわたるようにまきました。代掻き前の田んぼにはかなり雑草がたくさん生えていたため、てみをもって走って次の人に渡すのはかなり重労働でした。それでも人数がいるとものすごく早く作業が終わり、このような作業ができるのはなのはなファミリーならではだと思いました。逆に普通の農家さんがどうやって広い田んぼの整備を行っているのか不思議です。
 ジャガイモ畑には一人ひとり手づかみで植えられたジャガイモの間に牛肥をまいていきました。ジャガイモが植わっているところには木くずが置いてあるということだったのですが、土と馴染んでしまっているところが多くてどこに肥料をまいていいのが判断するのが難しかったです。また、肥料をジャガイモの真上にかけるのではなくて間にかけるのはなぜか疑問に感じてハウスミーティングの際にお父さんに質問したところ、納得できる答えに出会えてよかったです。これから野菜を育てるときにも、その野菜の気持ちになって肥料や水やりについて考えればうまく育ってくれるのかもというヒントが得られた気がします。
 作業中にみんなが「疲れたら休んでね。」といってくれるのはすごくありがたいのですが、みんなが一生懸命働いている中休むのが申し訳ないし、みんな同じように疲れているはずだから自分だけさぼるのは嫌だという気持ちになって毎回「大丈夫です。」と断ってしまいます。でも、もし自分の体力の無さで足手まといになっていたら少し休んだ方がいいのかなと思ったりもして、やっぱり自分がどうしたいかよりは周りにどう思われるかを気にしてしまっている気がします。自己中心的な人にはなりたくないけれどせめて自分が本当にどうしたいのか、今は分からなくなってしまっている気持ちに気づけるようにはなりたいなと思います。

 読んでいただきありがとうございました。