「2人の姿から」 ふみ

4月1日

■さとみちゃん

 さとみちゃんのお誕生日でした。
 さとみちゃんのやわらかさのなかに強さがあって、素敵で、さとみちゃんと過ごさせてもらう時間が好きです。
 私が、なのはなにきて間もないころ、さとみちゃんとみくちゃんが『アシタカとサン』を演奏してくれました。さとみちゃんのソプラノサックスの音色をそのとき初めて聞かせてもらって、さとみちゃんの音色から、存在を肯定されているように感じて、涙が止まりませんでした。すごく安心したのを覚えています。

 ウィンターコンサートの全体演奏のサックスパートの練習のとき、さとみちゃんがイメージするものとか選ぶ言葉、立ち振る舞いが上品で美しくて、さとみちゃんの見えている世界を一緒に見させてもらっているように感じて、さとみちゃんがリーダーでサックスを練習できた時間がすごく嬉しかったです。

 いつもみんなのためにの気持ちをもって、行動しているさとみちゃんのことが大好きです。

 

■日常のなかで

 今、しほちゃんとのえちゃんと一緒にいさせてもらう時間が嬉しいなと感じます。
 のえちゃんのまっすぐさ、しほちゃんが相手にとって一番優しい選択は何かと考えている姿、2人の姿から学ばせていただくことがたくさんあります。

 私が、初めてシスターをさせてもらったとき、お父さんとお母さんが、シスターの子もシスターをしている子も、お互いに成長できる関係でお互い様に高めあえる関係なんだということを教えてくださいました。

 のえちゃんと作業をさせてもらうときに、周りをみて、一番やりやすいように道具を移動してくれたり、一緒に作業をしている人のことを考えて動いている姿が綺麗だなと思いました。すごく優しくて、まっすぐで、のえちゃんが素敵だなと思っています。
 しほちゃんもいつも笑顔で、すっと気持ちを向けてくれて、しほちゃんが優しいなと感じます。いつも全力で、相手を思いやることのできるしほちゃんも素敵で、2人の姿から吸収していきたいです。

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 一昨日のことになりますが、セロリの嫁入り準備をしていたときに、お母さんが通られて、笑顔で話しかけてくださいました。お母さんの笑顔をみると、すごく安心します。
 私は、お母さんの「前向きなところにしか答えはない」という言葉が好きです。
 いつもお母さんのこの言葉に背中を押してもらっていて、外に出て少し悩んだことがあっても、いつも心にお母さんがいてくださいます。

 消灯前に、廊下でお父さんと会って、「おやすみなさい」と言ったら、お父さんが「おう」と言ってくれて、すごく嬉しかったです。
 とくに何も話はしていないけれど、すごく心が満たされて、日常のなかの小さな幸せを見つけたような気持ちでした。

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 トマトの鉢上げをしているときに、トマト苗に白い産毛のようなものを見ていたら、小さな苗が、精一杯の力を振り絞って成長しようとしている姿に、今自分が悩んでいることがすごくちっぽけに感じました。
 これから先どんなことが待ち受けているかはわからないけれど、今、与えられた環境で精一杯で生きているトマトの苗がすごく綺麗だなと思いました。
 種を撒いて、水やりをして、鉢上げをするときは苗に直接触れて、小さいトレーから少し大きなポットに移動して、畑という場所に旅立ち、人間にされるがままだけれど、そのなかでも、実をつかせることを夢みて、必死に全力で生きているように感じました。
 小さなトマトの苗から、大きくなって実をつかせるという役割と責任をもって生きているようにも感じて、トマトの姿から、今、自分に欠けている部分を改めて教えてもらったように感じました。