【山小屋便り2月号】「抱負を掲げて ―― 家族みんなと迎える、元旦 ――」 るりこ

元旦。大いに盛り上がった 『NHF紅白歌合戦』から一夜明け、興奮した気持ちが静まって、落ち着いた気持ちで目が覚めました。

朝食に集う、お父さん、お母さん、なのはなのみんな。窓から明るい陽の光が差し込み、食堂をあたたかく照らしていました。穏やかだな、そう思ったのと同時に、今この瞬間をみんなのなかで迎えられることがとても幸せだと感じました。

1人ずつ、1年の抱負を発表しました

お正月三が日。家族みんなで過ごす第1日目は、お屠蘇から始まりました。お父さんとお母さんの前で、1人ひとり今年の抱負を述べ、お屠蘇をいただきます。少し緊張もするけれど、こういう場を設けてもらえるからこそ、今年1年どう成長したいのか、どういう心持ちで向かっていけばよいのかをはっきりとした言葉にできて、意味のある1年にできるんだと思います。時としたら、どんな1年にしたいかを考えることもないかもしれないです。漠然とした思いを抱え込むだけで、何となく1年が過ぎ去ってしまったでは勿体ないです。今年の抱負を宣言できる機会を、お父さん、お母さん、みんなと、1年の始まりとして向かえることが本当に嬉しく思いました。

■抱負を胸に

わたしは、今年の抱負に、「責任と勇気」を掲げました。意志を持ち、責任を負うことから逃げないこと。そのために、前に進む勇気を持つこと。失敗や評価を恐れて臆病になってしまう自分を変えて、失敗をしてしまったとしても、まずは挑戦して吸収していく1年にしたいと思いを込めました。

みんなの前で言葉にしたからには、この抱負は自分のものだけではなくて、なのはなみんなのものになります。だから自分勝手に投げ出すことも、諦めることもできないですこの抱負を胸に、今年1年、お父さん、お母さん、なのはなのなかで大きく成長していく責任があると強く感じました。

みんなの抱負を聞かせてもらえることも、自分自身の刺激にもなり、嬉しかったです。

全員がお屠蘇をいただき、最後にお父さんが今年の天望を話してくださいました。2020年は東京オリンピックが開催される年でもあります。世の中が浮き足立ったり、変化が多い時代になっていくなかで、自分たちは流されないで、謙虚に真面目に生きていくことが大切だと話してくださいました。そして、今ここで述べた抱負を1人ひとりが確実に果たし成長できたのなら、世の中を変え、そしてまだ見ぬ誰かの力に繋がっていくと、お父さんは言いました。

その言葉がわたしは嬉しかったです。掲げた抱負を果たすことは自分の力になるだけではなく、先に出会うまだ見ぬ誰かの力に変わります。それなら、わたしはこの抱負を果たすべき役割を全うしたいです。

自分が回復していく意味、生きていく意味を、お父さんのお話で改めて考え直すことができました。抱負に誠実に生きて、1年後、そして未来へと大きく成長する年にしたいです。

■元朝参りへ

そのあとは、元朝参りへ行きました。近所の諏訪神社まで、お父さんとお母さんを先頭に並んで、歩いて向かいます。普段は車で移動する場所だけれど、今年始まりの外の空気を全身で感じながら歩く時間が好きです。

隣の子と昨晩の紅白歌合戦の話で盛り上がったり、前にそびえ立つ那岐山とその周りの景色に目を向けたりと、穏やかな時間がゆっくりと流れているようでした。天候が良くて暖かく、神社に着いた頃には身体も温まっていました。

道中でも境内でも、たくさんの地域の方にお会いしました。「あけましておめでとうござます」と挨拶をすると、どの方も笑顔で挨拶を返してくださり、地域の方々のあたたかさを感じました。石川さんは、「今年もよろしくな」と声を掛けてくださいました。

お父さんが改めて、正しい 『二礼二拍手一礼 』を教えてくださり、そのことを頭に入れて、お賽銭を入れて、二礼二拍手一礼をして、神様に挨拶をしました。神社の神様に一通り挨拶をすると、気持ちが研ぎ澄まされて、そして定まっていきました。

帰り道は、またみんなで並んで帰りました。わたしの隣には、卒業生でお正月に帰ってきてくれていた、ふみなちゃんがいて、たくさん話ができて嬉しかったです。

年の始まりが、心も身体も充実したものになりました。

お父さん、お母さん、なのはなの子として、今年1年、自立に向けて力をつけて、大きく成長できる年にしていきます。今年もよろしくお願いします。

新年もよろしくお願いします