【山小屋便り2月号】「嬉しさと喜びに満ちあふれて ―― 仲間に囲まれて成長できた、成人式 ――」 ほし

なのはなファミリーで、一生に一度の成人を経験させていただいて、家族みんなで成人式を迎えられることの喜びや幸せ、みんなの暖かさ、優しさを身に染みて感じました。自分の中が、「ありがとう」の気持ちで満ちて、たくさんの幸せや喜びの気持ちをもらった成人式でした。

なのはなでは、成人の記念に成人を迎えた子にフォト・ムービーを送ります。振袖姿や主役の子の可愛く美しい姿をたくさん撮影します。今回も成人式の1週間前から、フォトムービーの撮影の企画が始まりました。今回は、私と、さきちゃん、まゆみちゃんが成人を迎える番でした。

成人式のムービー撮影のチームには、私たちのほか、まえちゃん、れいこちゃん、さやねちゃん、つきちゃん、まちちゃん、しなこちゃん、ちせちゃん、かにちゃんがいてくれて、たくさん協力してもらいました。

初日には、ムービーの構成やフォト撮影の詳細を一緒に考えさせてもらいました。今の自分が好きなことや、20歳の抱負や、撮りたい写真のイメージなどを聞き出してもらい、イメージを固めていきました。明るくて、穏やかで優しい中でいられた時間が楽しくて、嬉しかったです。

■晴れやかな気持ち

写真を撮るときの衣装も一緒に決めさせてもらいました。私は、オードリーヘップバーンのような雰囲気で撮りたいとお願いして、それに沿った衣装を選んでもらいました。黒いドレスや赤いドレス、緑のワンピースやノースリーブの衣装など様々な衣装を着させてもらうことになりました。どれも、とても素敵なもので気持ちが晴れやかになりました。その時に感じていたのは、みんなが私の成人を心から喜んでいてくれて、20歳の私たちを綺麗な形で残そうという優しい気持ちでした。

あゆちゃんがヘアメイクをしてくれました

次の日からは、写真撮影が始まりました。初日は、私は赤いドレスを来て、さきちゃんは黒いミニドレスを着ました。メイクや髪形も、みんなが気持ちを込めて、私に似合うように仕上げてくれました。最初はカメラを向けられると緊張していたけれど、みんなが暖かい笑顔を向けてくれて、声掛けで明るくその場を盛り上げてくれて、楽しい感情が溢れ出て、自然と笑顔になりました。

普段、一緒に過ごしているみんなだからこそ、自分のことをよく知っていてくれていて、自分の魅力を引き出してくれました。その時、自分がこうして、ここで成人式を迎える幸せを実感しました。

さきちゃんが写真を取られているのを見ると、思わず涙腺が緩みました。(こんなに幸せな事を共にできる仲間がいるんだ)と目で見て、実感しました。後から、さきちゃんも同じことを思っていたことも知りました。

写真を撮ってもらっているときも、チーム以外のみんなも見に来てくれて、暖かくて優しい笑顔と言葉をたくさんもらいました。こうして、暖かい仲間にお祝いしてもらって、一緒に迎えることができる嬉しさを実感しました。仲間がいることの、安心感、心強さも実感しました。

■みんなの代表として

成人式を迎えるまでに、お父さんから、成人式を迎えるにあたってのお話を聞かせて頂きました。年齢問わず誰にでも、その歳なりの役割があり、成人式はみんなで迎えるもので、今回成人を迎える私たちは、みんなの代表として出る、というお話でした。このお話を聞いて、自分の役割を自覚しました。みんなの代表として、恥ずかしくないように、みんなの気持ちをしっかりと受け取っていこうと思いました。

こうして、後日も撮影が進みました。そのたびに違った衣装、髪形、メイクをしてもらい、撮影時には表情やポーズも示唆してもらい、そのイメージに沿って色んな自分になりきることができたのが楽しくて嬉しかったです。

示唆してもらったポーズや表情からイメージを膨らまし、黒いドレスを着た時は、宮殿にいるのをイメージし、赤いドレスのときはパーティ会場にいて、緑のワンピースを着た時は、大正時代の洋館にいるのをイメージしました。ノースリーブの衣装を着た時は、七色の傘を持たせてもらい、色鮮やかな図面でだったり、外で撮影させてもらったりで、活発ではつらつとした少女をイメージしました。外での撮影は、主にアスパラ菜の畑や、椿の前でさせてもらいました。

途中には、ムービーの撮影もさせてもらい、いつもお世話になっている畑Bチームのみんなや美術部のみんなに協力してもらいました。

Bチームのみんなとの撮影は畑でブロッコリーの手入れをしている風景を撮ってもらいました。Bチームのみんなが眩しい笑顔でこちらに走って来てくれて、明るくて、活気のある雰囲気のなか、撮影が進みました。また、Bチームのメンバーであるあやこちゃんが歌詞を考えてくれて、Bチーム全員で私に向けての替え歌を考えてくれて、振りつきで披露してくれました。その歌詞は、「ほしちゃんの優しさ、真面目さ、全部、知っているよ」という歌詞があり、暖かく、優しいものでした。

美術部のみんなには、1人ひとりが私に向けてのメッセージを考えてくれて、ムービーで撮ってもらいました。一言、一言の言葉が優しくて、大きくて、涙が出そうになりました。みんなが私をあたたかな空気で包んでくれました。この時々で実感したのは、自分のことを受け入れてくれて、大事にしてくれているんだなということでした。そう思うと、涙が溢れ出そうに出そうになりました。

また、今の20歳の自分が好きな事についてのインタビューの撮影もさせてもらいました。緊張していたけれど、カメラの後ろにいるみんながとびきりの笑顔を向けてくれていて、安心しました。「みんなと、家族になれてよかった」心からそう思いました。

この過程の途中には、あゆちゃんに、本番の予行として、当日の身なりの、髪を繕ってもらい、メイクをしてもらいました。あゆちゃんの手つきから感じたのは、私に対しての思いやりの気持ちでした。あゆちゃんらしく、私に似合うものを一瞬で感じ取って、私の魅力を最大限に引き出してくれました。そのおかげで、お父さんにOKを貰いに行ったときは、一発OKでした。

■1人ひとりの振袖

また、当日着る振袖はお父さん、お母さんが選んでくださいました。私の振袖の色は紫を選んでくださって、私に良く合う色でした。それも、河上さんが20歳の時に着ていらしたもので、なのはなの先輩方が着ていたのもで、自分も着させてもらうことが嬉しかったです。さきちゃんの色は赤で、まゆみちゃんの色は青で、2人のイメージにぴったりで良く似合っていました。ここから感じたのは、あゆちゃんや、お母さん、お父さんが1人ひとりのことを良く知ってくれていることや、本物の思いやりの気持ちや愛情でした。

人生一度きりの成人の日に、こうして綺麗にしてもらうことが本当に嬉しいなと思いました。1つ1つの過程が楽しくて、嬉しかったです。

みんなにたくさんお祝いの気持ちを気持ちを向けてもらって、当日の日を迎えました。

当日は、普段は学校に通っているまゆみちゃんも一緒で、朝早い時間にあゆちゃんに起こしてもらい、予行したように、メイクと髪形をしてもらい、この日のために来てくださった村上さんに振袖の着付けをしてもらいました。振袖を着させてもらうと、気持ちも正されて、清らかになりました。本来の日本人らしさとはこういうことだったんだと気づかされ、日本の文化を身で体験し、味わいました。

■安心して迎えた成人式

この日の私は、いつもとは違う自分で、夢のようでした。その日の朝食には、さやねちゃんが用意してくれた、赤と白のカブの糠漬けがありました。お祝いの意味を込めて、紅白にしてくれているということを聞いて、さやねちゃんの気持ちが嬉しかったです。

そして、みんながいるリビングへと、お披露目に行きました。私たちがリビングに入るとみんながとびきりの笑顔で、「わあ」と歓声を上げて迎えてくれました。その空気が温かくて、優しかったです。「振袖の色が3人に良く似合っている」という声もあって嬉しかったです。

こうして、成人式の会場である勝央文化ホールに、家族全員で向かいました。終始、みんなの笑顔が嬉しかったです。席に着いてからも、何人かずつで、私たちの前にお祝いのあいさつに来てくれました。あたたかな笑顔に会うたびに、優しい気持ちになりました。その時、お父さんが、「この成人式で進歩できたね」と話してくださり、ずっと私たちの事を見守ってくれていたんだなと思い、嬉しかったです。

式の間、後ろには、家族のみんながいて、安心して、式を迎えることができました。こうして式を終えて、盛男おじいちゃんのところへ、私たちと、あゆちゃん、りゅうさん、河上さんと向かいました。その時お宅には、盛男おじいちゃんの息子さんである信郎さんも迎えて下さって、一緒にお祝いしてくださいました。その時間も和やかで暖かい時間でした。

勝央町の新成人は71名です

そのあと、写真館に行かせてもらい、そこでは、20歳の振袖姿の自分たちを、1番いい形で残してもらいました。その時間も、この時だけの特別なもので、嬉しかったです。古吉野の家に帰ってからも、みんなに協力してもらい、ムービー撮影やインタビューの撮影、振袖姿を収めて貰いました。最後まで、たくさん気持ちを向けてもらいました。

■感謝の気持ち

今回の機会を通して感じたのは、家族みんなの暖かさ、優しさと家族がいることの安心感と、喜びでした。常にみんなが、私たちの成人を喜んでくれている気持ちを感じていました。そして1番に、「なのはなの子で良かった」ということです。みんなの優しさに触れるたびに、そう思いました。みんなに感謝の気持ちが溢れ出て、「ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。その時の私は、幸せで満ちていました。これ以上ないほど、素敵な体験でした。私には本当に素敵な家族がいてくれます。みんなの気持ちを受け取って、自分が成長することで、この感謝の気持ちを返していこうと思いました。

人生の節目を迎え、成長し続ける自分でありたいと思いました。人や物事に対しても、好きな気持ちや向上心、好奇心を絶やさず、前向きな気持ちで、邁進していきたいと思いました。そして1番に、自分の中に、正義と優しさを確立させ、ぶれない自分であり、人にいい影響を与えられる人間になりたいと思いました。20歳の自分として、いつでも、どこでも、なのはなの子として、常に誰かのための自分であることを忘れないように生きていこうと思いました。