【山小屋便り新春号】「【衣装】ステージを引き立てる、魅力的な衣装を求めて」 はるか

『ネバー・ギブアップ』

これが今年のウィンターコンサートのテーマでした。なのはなの衣装係としても、このテーマがいつも助けてくれました。

衣装がウィンターコンサートに向けて本格的に動きはじめたのは11月に入ってからでした。それまではほかのイベント出演などと同時並行で、必要な手入れを進めてきました。

コンサートに向けて作ってきた新曲の衣装考案。お父さんとお母さんが書いてくださった脚本のなかにでてくる役者の衣装考案。

コンサートのために必要なことをカレンダーにはめ込むと、コンサートまでの時間が本当にかけがえのない、大切な時間に思えました。コンサートまで、その一瞬を積み上げて作っていくのだと思いました。

『バッド・ロマンス』や『シャンデリア』の衣装を考え、決めていくのが1番難しくて、1番楽しかったです。

この曲は全員で踊りました。土台の衣装を考えてからも、頭と紙で考える配色と、実際踊りながらフォーメーションが変わるのをみると、(こうじゃない)と思うことがありました。通し練習のたびに、何度もみんなに衣装を着てもらいました。何度も衣装や配色を変えました。1つひとつの曲に美しく衣装をはめ込みながら、全体では、着替える回数を少なくすることも求められました。

何度も、(答えを見つけた!)と思う瞬間がありました。あるべき形に出会ったとき、すべてのつじつまが合うようにきれいにまとまります。うまくいかないと思っていたところも、その答えにはまります。

■ステージが見えてくる

今年も、お父さんのお誕生日会で生まれた衣装がありました。

『ネバー・ギブアップ』の衣装。センチュリーアートのシーンに登場する彫像。美術館の絵画。

『ネバー・ギブアップ』は、早い段階から衣装が決まっていました。色どりが魅力的な衣装でした。しかし、踊りながら配置が変わっていくのでバランスの難しいものでもありました。

ホール入りの1週間前に、お父さんのお誕生日会でやった、ちさとちゃんチームの写真を見ながら、「『真珠の耳飾り』の少女が踊るんだ」とお母さんが話してくださいました。その衣装は、頭にスパッツとソーメンを使ってターバンにしていました。耳には白い真珠の耳飾りがついていました。

次の通し練習のときには、新たな衣装に変えました。ダンサーが踊っているのをみて、魅力的だと思いました。

なのはなファミリーのみんなで作るコンサートのステージが見えました。

コンサートの過程のなかで、同じ衣装係として動く、まゆこちゃん、ふみちゃん、つきちゃん、まちちゃんに気持ちを引っ張ってもらいました。

まゆこちゃんは、日中に仕事に行きながらも、いつも衣装のことを気にかけてくれて、夜の時間、お休みの日になると制作物を助けてくれました。衣装係をするなかで、壁に当たったときも、まゆこちゃんが衣装係をしていたときのことを話してくれたり、一緒に考えてくれました。

1人では思いつかなかったり、気づかないところを、ふみちゃんが一緒に考えてくれました。衣装係のなかでも、得意分野をいかして、制作を進める人、考案に入る人など役割分担をしました。

今年、衣装係をさせてもらうなかで個人的なテーマを持ちました。

それは、自分たち衣装係が衣装にどう向かうのか、ということです。その姿勢次第でみんなの衣装への気持ちも変わる、と思いました。

誰よりも奇麗に衣装を着る、大切に扱う、そのことを意識しました。

なのはなファミリーで、衣装係をさせてもらうことは、自分にとっても大きなことでした。衣装係は、1人ではできなかったです。同じ気持ちでコンサートに向かい、衣装係という役割に責任をもって取り組む仲間がいたからできました。みんなのために、利他心を持たないとできないことだと思いました。

今回のコンサートの係を通して、大きな成功体験と課題をみつけることができました。

衣装係はこの先も、なのはなのなかでのイベント、外でのイベント、いろんなところで日々活動していきます。より、なのはなの衣装係として、なのはなを高めていく一部として貢献していけるよう、努力し続けます。