「お母さんへ」 れいこ

1月23日

1月23日、今日はお母さんのお誕生日です。
朝、食堂に入ると、黒板に描かれたお母さんの笑顔が目に飛び込んできて、幸せが胸いっぱいに広がりました。

〇宇宙一のお母さんへ

お母さん、お誕生日おめでとうございます。
いつも、本当にありがとうございます。
勇敢で、潔くて、温かくて、前向きで、おちゃめなお母さんのことが、大好きです。
お母さんが、お父さんと一緒に、なのはなファミリーという世界を切り開いてくださって、ずっと信じ続けてくださったから、たくさんの仲間が救われ、私も救っていただいて、今生きることができています。
本当に本当に感謝しても、しきれません。
なのはなファミリーのお母さんを生き続けることは、今の私には想像もつかないくらい、普通には耐えられないような怖さがいつも後ろに伴ったと思います。
それでも、ずっと答えを求め続け、なのはなのお母さんでいてくださって、待っていてくださったことが、奇跡のようにありがたいことです。
お母さんが、私のお母さんでいてくださることが、本当に誇らしいです。

私は、お母さんに出会うことができたから、今までの人生全部、良かったと思えました。
お母さんとお父さんと、なのはなファミリーに出会えるためだったなら、私の人生、本当に何の悔いもないです。
私はなのはなに出会うために、生まれてきました。
やっとたどり着くことができて、嬉しさしか、ないです。

なのはなに来て、初めてお母さんに出会ったときの印象は、とても美しい人だなということでした。
でも、当時の私は、もう疲れ果てて、誰にも、指一本も触れられたくないと思ってしまっていたから、それ以上に何も感じることができませんでした。
物心ついたときから、目には見えないけれど、もう抱えきれないくらい大きなものに押しつぶされそうで、子どもになることができずに、大人にもなれずにいました。
そういう自分が醜くてたまらなくて、深い深い淵のような寂しさがいつも隣にありました。
でも、そんな私に、お母さんが言ってくださいました。
「もう、全部、預けたらいいんだよ。
お前が苦しかったことは、絶対なかったことにしない、お父さんとお母さんがちゃんと覚えているから、もう楽になっちゃったらいいのさ。」
すぐには受け入れることができなかったけれど、その言葉がずっと心に残っていて、何度も背中を押してもらいました。
どんなに間違っても、頑張れないときがあっても、お母さんが全部含めて私として、受け入れてくださって、信じ続けてくださったので、私は初めて安心することができました。
ちゃんとできなくたっていいんだ、その時できる全力でやることがきれいなんだと教えてもらって、生きることは楽しいんだと思えるようになりました。

お母さんが「おはよう!」と向けてくださる笑顔に、
お母さんが「やった!」と喜ぶ笑顔に、
ソフトボールで、かっ飛ばした時のはじけた笑顔に、
「育つ雑草」を歌ってくれる時のカッコいい笑顔に、
私たちの演奏を、1番後ろの真正面で見守っていてくれる笑顔に、
そして、お父さんの隣にいてくれるその温かい笑顔に、
心の底から嬉しい気持ち沸き上がってきます。

お母さんのことを考えているだけで、力がみなぎってきます。
お母さんのような女性になれるかもしれないのなら、私は大人になってみたいです。
1人の人間として、ちゃんと立ちたいです。
お母さんに出会えたことを、心から感謝しています。
お母さんのことが、大好きです。