「河原下畑の溝切り」 るりこ

1月9日

○みんなの優しさ
河原下畑の溝切りをしました。
連日の雨で、長畝に水が溜まっていて、畝数も多くて少し大がかりでした。
でも、今日はスペシャルアイテムが用意されていました。お父さんが新しく購入してくださった、開墾クワと三角ホーです。刃が鋭利で、柄も持ちやすかったです。
さらに、この新アイテムにやよいちゃんが名前を付けてくれました。
3本のホーは、それぞれ、『アカリ』『キョウコ』『ツバサ』。やよいちゃんが持っていると、まさに精霊の剣のようでした。
開墾クワは、『明石』『ジャン』『レオナルド』『ダヴィンチ』。ウィンターコンサートの登場人物と共に畑に向かっていくみたいで、心強い仲間が増えたような気持ちでした。

同じ道具でも名前があるだけで、自然と愛着が湧くし、大切にしたいと思う気持ちが強くなります。
やよいちゃんのユーモアが素敵だなと思いました。みんなを巻き込んで、良い方へ、作業が楽しくなるようにと、いつも全力を出し尽くすやよいちゃんの気持ちが嬉しいと思いました。

作業ではゆりかちゃんがリーダーになって、まずは溝に繋がる長い1本を切り、それから畝を繋げていきました。河原下畑は畝が長いので、水が流れるようにきれいに傾斜を付けていくことが難しかったです。体力も使いました。
そのなか、なおとさんが、「ふっ! あっ!」と声を出しながら作業をしていて、そんななおとさんの姿にみんな笑いが込み上げてきました。
また、笹の根っこが根強く張っていて、それを引っこ抜くのが大変だったのですが、なおとさんが、「オレに任せろ」と駆けつけてきてくれて、率先してみんなを助けてくれました。
なおとさんの姿や言葉に、なおとさんが優しいと感じました。1番大変な場所、1番力が必要なところに入って、誰よりも全力を出していました。それでも疲れを見せずに、みんなを笑顔にしてくれる空気をつくってくれました。なおとさんがいてくれたから、メンバーのみんなも最後まで諦めないで、そして楽しくできたと思いました。なおとさんがいてくれてよかったと、心から思いました。

ゆりかちゃんは常に全体をみて、声かけをしてくれました。判断に迷ったとき、メンバーから質問が出たとき、ゆりかちゃんはお父さんから教わったことを第一において、今1番最良な答えを出していました。勢いで結論を下すのではなく、頭で考えて、理由も明確にして伝えてくれました。だから、みんなで最終形をイメージしながら作業を進めていくことができました。特に溝きりはどこにどう流すかというプランが大切なので、それを初めから明確にして、みんなで共通認識をして進められたことがよかったです。

後半、みんなの疲れが出てきたときも、ゆりかちゃんは絶対に諦めていませんでした。1人ひとりが1番良い形で力を発揮できるところを判断して指示を出してくれて、水が流れると、「すごい!」「いいね!」と一緒になって喜んでくれました。
最後にゆりかちゃんが、「最善は尽くせたね」と言いました。その言葉にわたしは自分が肯定されたようでとても安心しました。それは他のメンバーもそうだったと思います。
ゆりかちゃんの仲間を思う優しさと、責任感を感じて、わたしもゆりかちゃんのようなリーダーになりたいと思いました。ゆりかちゃんとの作業は明るくて、好きです。

さやちゃん、えりさちゃん、なつみちゃんも慣れていないなかだったけど、同じところに向かって、全力で作業をしていました。
のりよちゃんはラストスパートでヘルプに来てくれました。のりよちゃんの明るい声と笑顔がみんなに広がって、のりよちゃんのパワーに疲れも吹き飛んでいきました。

みんなで一列に並んで溝を切り、その溝が1本に繋がり、水が流れだすと、メンバーのみんなも1つになって、同じように心の中に喜びや達成感が流れていくようだと思いました。

今後の雨で経過をみていく必要はありますが、ゆりかちゃんの言葉通り、メンバーで力を合わせて、最善は尽くせたと思います。
畑で思い切り身体を使い、そしてみんなの優しさや一生懸命な姿をたくさん感じて、充実した午後でした。もっと周りを感じて、吸収していきたいです。