「1日1日がかけがえのない日」 りな

1月8日

 午前のチーム作業で私は二重ハウスの春菊とナッツの追肥をしました。ナッツには苦土石灰を株周りに片手一掴みやって、これで少し葉の色が良くなってほしいなあと思いました。プラスで青草液肥もやりました。青草液肥は米ぬかが保管されているところの近くに穴を掘ってその中で溜まっていました。上澄みを取ったら透き通っていてとても綺麗で、これが雑草からできていると聞いたときは驚きました。
 ナッツの花芽は2日前よりも膨らんだように思いました。花芽の横からつぼみが突き出ていて、赤く色づき始めているのが2つもあって、急速な成長ぶりにびっくりました。このまま順調に育ってくれて実をつかせてくれたらいいなあと思いました。
 ハウスの作業が終わったら、中畑の作業にヘルプに行きました。今日はAチームやBチームからたくさんの人が入ってくれて、大人数で作業出来たことが嬉しかったです。
 水菜の畝を中耕していて、雨が降ったにも関わらずフカフカしていて、定期的に追肥や中耕をしたからかなと思い、嬉しくなりました。
 忍者熊手を持つと、ついお宝塚過激団を思い出して笑いそうになりました。あと一年後の紅白が来るのが楽しみで仕方がありません。

 そのあとは白大豆の選別でした。
 リビングで選別をしている同じ時間、2年生教室ではさきちゃんとほしちゃんのメイクが始まっていたそうです。昼食の時にメイクがバッチリ決まったさきちゃんを初めて見て、あのお宝塚過激団のかっこいいさきちゃんではなくて、大人っぽくて上品なさきちゃんに変わっていてとても綺麗でした。目がキラキラ輝いていて、口紅もツヤツヤで、フォトムービーが見れる日が楽しみになりました。

 午後はやよいちゃんリーダーでイモ洗いをしました。作業を始めるときに「2コンテナ20分で終わらせるぞ!オー」とみんなで3回大声で唱えると、不思議を力がみなぎってやる気が沸き上がりました。
 すると、横でセロリの嫁入り作業をしていたなおとさんやしほちゃんが同じように目標を3回叫んでいて、楽しさが伝染していって嬉しくなりました。
 芋は嫁ようなのでゴム手袋でこすりました。力を入れすぎたら皮がむけてしまうし、かといって強めにこすらないと土が落とせないので力の入れ具合が難しかったです。

 作業の合間に、成人式のフォト撮影の応援に行きました。2年生教室に入ると、黒いドレスを着て大粒のパールのアクセサリーをつけたほしちゃんが座っていました。いつものほんわかしたほしちゃんとは違って、とても大人っぽくてイギリスかどこかの貴族の婦人のようで、存在感だけでとても驚きました。
 奥ではさきちゃんが撮影している真っ最中でした。紫のサテンが壁にかかっていて、両サイドから蛍光灯が立っていて銀マットまでありました。撮影現場を生で見て、こういう風にとっているのかと感動したし、雑誌の撮影のスタジオのようでした。
 さきちゃんはストライプのドレスを着ていて、頭はアップにしていました。さきちゃんは本当に肌が白くて、ドレスから細い首筋や腕がまるでモデルさんのようでした。さきちゃんと目が合うとドキッとするぐらい可愛くて、目がキラキラしていました。どの角度から見ても綺麗でした。まえちゃんがポーズを言うと瞬時にできるのがさきちゃん凄いなあと思いました。

 夜の集合でまゆちゃんの日記を読んで涙が出そうになりました。まゆちゃんのお母さんお父さんが大好きな気持ちが大きくて、感動しました。
 まゆちゃんだけじゃなくて、なのはなの子は全員お母さんから生まれるべくして誕生したんですね。私もその1人だったんだ! そう知れて心がすっきりしました。やっぱり神様はいるのかもしれません。私は辛くてこのまま消えてしまいたいと思っていた時、毎日朝と夕方、家の近くの山の中にある神社にお参りしていました。そして願うのは「楽しくなりますように」でした。でも症状はひどくなるばかりで、神様を心の中で恨んでいました。これ、本当のことです。                              
 そんな時、なのはなファミリーを見つけました。これは、神様の贈り物で、偶然じゃなくて私の人生はなのはなの子として生きることだったのだと思います。今私の願いはかなっています。たくさんの大好きな家族がいて、1人ひとりを思うたびに涙が出そうになります。こんなにも恵まれていて、なのはなに来ない自分の人生なんて想像もつきません。
 まだ私は頼りなくてダメダメでみんなに助けてもらってばかりいるけれど、そんな私でも大切にされて好きでいてくれる家族がいてくれて、安心して過ごしています。1日1日がかけがえのない日で、よいよい日にするために私はもっとみんなの中に埋もれて成長したいです。そして、いつかは私がまだ苦しんでいる人を助けることのできる強くて優しい人になります。