【山小屋便り12月号】「サトイモが大豊作! ―― 2枚の畑で育て方を比較して ――」 まち

サトイモを育てたことはありますか。

サトイモは、みなさんご存知のように、煮付けにしたりスープに入れたりして美味しい、あの粘っこくてもっちりとした食感が特徴的な、見た目も丸っこくてケバケバした毛のようなもので覆われている、可愛らしい芋類の一種です。

大きな親芋を中心に子どもが増えていくことから、子孫繁栄のおめでたい食べ物として、お正月や慶事に登場する、ということです。

サトイモを育てるにあたり、サトイモについて調べたことを紹介します。

サトイモは、高温多湿な気候が好きで、寒さには弱めです。中心の棒のようなところに、小さな花がたくさん付いています。雌花と雄花が一緒の花についてきます。独特なにおいでハエを招き、花粉を運んでもらうよう仕掛けます。根元の土の中に芋ができます。草丈が1メートル以上になり、太い根が深く張ります。芋は暗い場所で大きくなりやすいので、根元にたっぷりと土寄せが必要となります。葉は光を好みます。

同じ場所に植え付けると生育不良になることがあり、同じ畑で育てるには3〜4年あけた方が良いです。粘土質の土壌の方が、味が良くなると言われています。水が大好きな野菜で、真夏に子芋がよく育つのでたっぷり水遣りをすることが良いとされています。

サトイモは、6月下旬に植え付け、真夏の暑い時期にも、みんなでじょうろを持って水遣りを頑張って行いました。

なのはなでも、コンサート前に大人数作業でサトイモの収穫をするのは冬の定番イベントとなっています。

2枚の畑でサトイモを育てて、それぞれ手入れの方法を変えてみました

そして、サトイモの収穫の時期がやってきました。サトイモの収穫は、手順はサツマイモやジャガイモの収穫と同じです。スコップで土を掘り上げ、つるを切って芋とつるを切り離します。

実は、私もサトイモの収穫は初めて。サツマイモやジャガイモは土の中で広がりがちのため、収穫のときにかなり離れた位置からスコップを入れて慎重に掘り起こさないと傷芋をつくってしまう可能性がありますが、サトイモはつるの部分からそれほど離れず、近い位置で土の中に収まっているためかなり収穫がしやすかったです。

そして、掘り起こした芋が本当に立派。大きな親芋から子芋が何個も付いていて、子だくさんで重量感もある。

ペアで畝で向かい合って掘り起こしていきましたが、あちらこちらから歓声が上がるほど、どのサトイモも大きくて形がきれいでした。

サトイモは2枚の畑で育てました。第2鉄塔畑と、ウナギ取り畑です。

これを利用して、ちょっと実験をしてみました。手入れで、第2鉄塔畑のものは芽かきをせず、ウナギ捕り畑のものは芽かきを行い、できる芋にどんな違いがあるのか、比較をしよう、というものです。

結果、どちらの畑のサトイモも立派で大きかったのですが、芽かきをしなかった第二鉄塔のものは、親芋に子芋がたくさんついていて、芽かきをしたウナギ捕り畑の方は親芋が第二鉄塔のものよりも一回りから二回りほど大きかったです。味にも違いがあるのか、これからみんなでいただいて比較できるのもとても楽しみです。

2枚の畑を合わせて、103コンテナ分が収穫できました

サトイモは今、グラウンドの日陰に干してあり、約1週間、風を当てて乾かしたあとに貯蔵します。

なのはなのみんなも大好きなサトイモ。半年間、大事に育てて見守ってきました。

冬の風物詩として、コンサート後にご褒美としてみんなでいただく日が楽しみです。