【山小屋便り12月号】「仲間とつくるステージ ―― 第50回勝央町文化祭に出演して ―― 」 あけみ

今回の勝央町文化祭は第50回という節目の年でした。私達、なのはなファミリーも出演しました。

勝央町は、坂田金時さん(金太郎)の終焉の地です。今回は第50回という節目の年にちなみ、金太郎の誕生の地ということで、姉妹都市縁組をしている静岡県小山町からも演奏や演技がありました。にぎやかな太鼓や、大人数のそろった踊りで出演してくださいました。

勝央金時太鼓保存会の方々の演奏

今回の文化祭では、出演者の演目で坂田金時の一生をつづるように演出されていました。

開会式、オープニング演奏では、静岡県の小山町の方々による太鼓や民謡などの演奏がありました。太鼓では男性の方が多い、力強くにぎやかな演奏でした。

オープニング演奏が終わり、文化祭のプログラムが始まります。勝央町の金時太鼓保存会の演奏もありました。金時太鼓保存会の方達の太鼓をたたくばちの高さや角度、タイミングがそろった演技や真剣な表情、笑顔などが綺麗でした。

私達は3曲の演目で出演しました。3曲、約15分間という短い時間の中でなのはなの世界を表現をするのは最初から緊張感と集中力が必要とされて、緊張もしました。

1曲目は、チャーミングな女の子が伸びやかに踊るような『チープ・スリルズ&シェイプ・オブ・ユー』。2曲目はすこし背伸びした少女が、夢を持って自分の道を歩くような『グロウン・ウーマン』。そして、最後は大人数での『ディス・イズ・ミー』を演奏しました。

演奏の前にステージの袖でスタンバイを行なっていると、ウィンターコンサートの時の空気を思い出しました。独特のステージの袖での静かで研ぎ澄まされたような緊張感でした。何度やっても、やはり演奏の前は緊張します。「自分から離れさせて下さい。」「なのはなの一部として、最高のパフォーマンスを、表現をさせて下さい。」そうステージの神様のような存在に向って、心の中で願いました。

ステージの上に立つと、照明の光が明るく客席がすこし逆光となり、お客さんの姿が一瞬見えなくなりました。照明を受けて自分達の衣装や皆の笑顔がきらびやかに光ります。すこしずつ客席が見えてくると、そこにはなのはなの応援組の皆の姿、笑顔がありました。

ステージで、なのはなの世界を思いっきり表現するのは気持ちが良いです。最後の曲の『ディスイズミー』が、私はとても大好きです。

暗闇のなかにいた私は、お父さんお母さんなのはなに出会いました。そして今の私には理解してくれていて一緒に前に進む、大切で大好きな仲間がたくさんいます。今の私にはこれから歩く道、歩きたい道、生きる世界、つくりたい世界があります。そのことを、表現しているような曲です。

私達の曲だと、私は思っています。最後の曲が終わり、客席から歓声や拍手が聞こえました。

コンサート前に、文化ホールで演奏をすることが出来て嬉しかったです。コンサートでは、もっとたくさんのお客さんに、もっとたくさんのなのはなの気持ちを伝えられる大切な機会になります。コンサートまでの残りの時間、自分の精一杯で向います。吸収します。