6月14日のなのはな
桃の袋がけを進めています。
今日は、池上桃畑の袋がけをしました。
清水白桃、おかやま夢白桃、
なつおとめの木です。
桃の木の下に入ると、葉や実の緑色の鮮やかさや、
甘く爽やかな桃の香りに包まれます。
あんなちゃんに教えてもらいながら、
研ぎ澄まされたような空気のなかで
作業させてもらえる時間が、とても嬉しいです。
正しく判断し、確かな仕事を、手早くする。
桃に向き合っていると、気持ちの雑味が消えていき、
自分が透明になっていくようです。
それと同時に、自分が丸裸になっていくように感じます。
今の自分以上でも以下でもない、
そのままが、自分の作業に現れると感じます。
真剣な時間が、とても美しいなと思います。
こんな時間が積み重なって、誰かを笑顔にする、
美味しい桃がつくられていくのだと思いました。
池上桃畑の桃の木は、幼木です。
骨格枝など、勢いをつけたい枝には実を少なめに残し、
骨格枝と競合する枝など、
勢いを落としたい枝には実を多くつけさせたい、
とあんなちゃんが教えてくれました。
あんなちゃんが教えてくれる、いくつものことから、
あんなちゃんがいつでも、先を見て、様々なことを考慮して、
1回1回の作業をしていることを感じて、
そのスケールの大きさ、世界の広さに、
圧倒されるような気持ちになります。
明日で、袋がけを終える予定です。
みんなのなかで、良い作業ができるように、
しっかりやりたいです。
(ゆず)
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午前中はチーム作業もしました。
各チームで野菜の様子を見ながら
必要な手入れを進めています。

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