10月11日(水)「お父さんへの思いを込めて ●なのはなファミリーオータムコンサート」

IMGP982610月11日のなのはな

午後7時開場。
なのはなファミリーオータムコンサート。

今週末にお誕生日を迎える
お父さんへのお祝いの気持ちを、
私たちは
オータムコンサートという形で
表現しました。

みんなが、お父さんを大好きな気持ち。
お父さんが、
私たちを大好きでいてくれる気持ち。
お父さんの笑顔、
お母さんの笑顔、みんなの笑顔。
たくさんの幸せがつまった、
2時間半でした。

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コンサートの会場となったは、
“なのはな文化ホール”と名付けられた、
図書室です。
白地に金が入った着物の帯と、
艶のある鮮やかなオレンジ色の帯を
主にした飾り付けが、
高貴で上質な空間を演出していました。
日常の図書室が、
非日常のステージへと変わります。

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『お父さんに、
私たちの気持ちとアイディアを届けたい』
それが、
オータムコンサート(お誕生日会)のテーマです。

私は、のりよちゃんと一緒に
実行委員をしました。
お誕生日会のコンセプトを考えていたとき、
お父さんが脚本を書くことについて
話してくれたことが、浮かびました。

「脚本を書くことは、
非日常の世界に入らないとできない。
それは、たった1人で、
深い海の底に潜るようなもの。
なにかものを書く、
生み出すというのは、そういうこと」

お父さんのお話を聞いたとき、
私は思いました。
(コンサートを作り上げる1人として、
私たちもお父さんの力になりたい。
あるべき物語、
あるべき表現を求めていきたい。
お父さんと一緒に、
ウィンターコンサートを作りたい。
私たちは、お父さんと一緒に
海の底に潜ることはできないけれど、
脚本を書くときのお父さんと
同じような覚悟を持って、
コンサートに向かいたい)
1人ひとりが自分の役割を果たしていくことで、
ウィンターコンサートの
あの大きなステージは
作ることができます。

そして、今回のお誕生日会の
テーマが決まりました。
今年のコンサートにつながるアイディアが、
私たちからお父さんへのプレゼントです。

内容は、コンサートで演奏する新曲を使った
ファッションショー。
7チームに分かれて、発表をしました。

お父さんとお母さんが話してくれた
今年の物語のテーマや
チラシのデザインから、
それぞれのチームが今年のストーリーで
出てきそうな役を考え、
新曲にのせて披露しました。

衣装はもちろんのこと、
ダンスの振り付け、ストーリー、
キャラクターなど、
みんなのパフォーマンスには
コンサートにつながるアイディアが
つまっていました。

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照明が落とされた部屋に、
開演を知らせるブザーが鳴ります。
スポットライトに照らされ、
1人の男が登場――。
司会の劇からコンサートははじまりました。

「生きる意味を知りたい、
本当の幸せはなんなのか、見つけたい。
同じ思いを抱いている仲間集めをしよう!

『エクスタシー・オブ・ゴールド』にのせて、
仲間集めがはじまります。
お父さんにアイディアを
届けるために集まった仲間。
それが、7チームのみんなです。
『ザ・キュア』『バッド・ライアー』
『アイム・アライブ』『ファイト・ソング』。
今年のコンサートの新曲に合わせて、
各チームが
ステージに新しい世界を広げていきます。

 

トップバッターは、
『父に愛を込めて』チーム。
「一体、誰が演じているの?」
お父さんお母さんが思わず驚く、
面白いアイディアのキャラクターが登場しました。
「面白い、コンサートでも
このキャラクターはぜひ使いたい」
とお父さんが言いました。

『ザ・キュア』にのせてパフォーマンスをした 『父に愛を込めて』チームです。

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続いて、曲名からつけた
『キュ・キュ キュキュキュ キュキュCure』
というユニークなチーム名のみんな。
浴衣の帯の色使いが
とても奇麗な衣装が印象的でした。

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帯の淡い色合いの衣装の中に、
白と黒の衣装の2人がいました。
その衣装の完成度は高く、
そのままですぐに使えると
お母さんも喜んでくれました。

 

3チーム目は、
暗幕を取り付けた、真っ黒な背景で
ショーを見せます。
シンプルだけど、コミカルで
ストーリーがはっきりを伝わる動き。
黒の背景に手袋を
ポイントにしたみんなの衣装と、
揃った動きが浮かび上がります。

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「こういうのも新しい。
シンプルだけど、面白くて
ストーリーがわかりやすい。
煌びやかなだけじゃなくて、
こういう普通っぽい衣装もいいね」
お父さんが、
とても嬉しそうに話してくれました。

 

続いてのチームは、
自分たちが感じてきた生きにくさを、
衣装の色と踊りで表現しました。

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お父さんに教えてもらった、愛情、正義が
自分たちを変えてくれた。
その気持ちを、まっすぐ伝えるものでした。
帯とフラスカートなど
黄色だけで統一した衣装が、
とてもかわいかったです。

 

後半は、8人の神様が登場する、
“八変化”チームからはじまります。
フラフープを使った衣装は、
オブジェのようでした。
遠くから見ると、まるで
輪っかが浮いているように見えて、
ステージで見せたら
とても面白そうな衣装になっていました。

それぞれのキャラクターに物語があり、
ナレーションで世界の成り立ちが語られました。

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フラフープを使い、立体的な衣装を作り上げていました。

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日本の命運を賭け、神様が賽を投げる。
6チーム目は、
日本を救うため、
神様たちが1人の人間を作って、
現世に送り込むというストーリーで
構成したショーを披露してくれました。

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その人間、というのが、お父さんです。
大好きなお父さんのことを思う気持ちが
込められた物語に、
みんなから大きな拍手が起こりました。

 

ラストは、この世界に
虹が生まれたことを物語にして、
ファッションを作った
『アヌエヌエ』チームです。
虹は、なのはなにとって、
とても縁が深いものです。
イベントやコンサートなどの成功や、
嬉しい知らせがあるとき、
虹が古吉野なのはなにかかることがあります。

チームのみんなが、
お父さんのお誕生日をあたたかく祝うように、
ショーのラストに
七色の虹をかけてくれました。

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お父さんを大好きな気持ち、
お父さんをお祝いする気持ち、
お父さんへの感謝の気持ち、
お父さんに伝えたい決意、
お父さんに届けたいアイディア。

7チームのショーには、
みんなの思いがつまっていました。
準備時間は短かったけれど、
その中でお父さんのためにという気持ちで
ひとつになって作り上げました。

そして、
お誕生日会の中で、もうひとつ
お父さんへのプレゼントがありました。
それは、
みんなからの
『お父さんとの幸せエピソード』です。

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1人ひとりが、
お父さんと一緒にいて
幸せを感じたエピソードを書きました。
永禮さん、お母さんもメッセージを書いてくれました。
会の中で、
その中のいくつかを読み上げて紹介をしました。

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お父さんと一緒に卓球をしたときのこと、
20歳の誕生日に、
お父さんとメガネを買いに行ったときのこと。
集合でお父さんのお話を聞けること。
硬式バレー、どろんこ相撲大会……。
お父さんと過ごした時間、
お父さんがかけてくれた言葉、
その中に私たちは幸せを感じています。
理解してもらっていると感じたり、
正しいことを教えてもらえること、
一緒になって楽しんで遊ぶこと。
私たちが、知らなかった
人と人の間にある幸せを、
お父さんは教えてくれます。

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幸せというのは、
なにか大きな成功をおさめることや、
自分だけの欲を満たすことではなくて、
本当に何気ない日常の中にあるということを、
みんなのメッセージから感じました。

「私たちは、お父さんとお母さんと一緒に
コンサートを作っていきます」
その思いを、ショーの最後に
台詞にして、もう一度伝えました。

みんなの発表やコメントを見ているとき、
お父さんは
とても嬉しそうな笑顔でいてくれました。
隣にいるお母さんも、笑顔でした。
それが私たちにとって、
本当に嬉しいことでした。

「今日の誕生日会で、
コンサートで実際に使えそうな衣装や、
キャラクター、ストーリーに
使いたいアイディアがたくさんあった。
今年のコンサートもこれなら作れそうだと
思いました」
お父さんの言葉に、
みんなで今年のコンサートを最高のものにしよう、
という思いを強くしました。
お父さん、お母さん、みんなの中で、
コンサートを作る1人として
自分の役割を誠実に
果たしていきたいと思います。

会の最後に、お父さんが
弾き語りで歌を歌ってくれました。
『大空と大地の中で』と『ヒーロー』です。

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お父さんが全力で歌う姿と、力強い声に、
私はいつでも、どんな場面でも、
そのときの自分を
出し尽くしていきたいと思いました。
お父さんは、
自分のすべてを出して生きることを、
その姿で教えてくれます。

「こんなにたくさんの娘に祝ってもらえるのは、
世界にただ1人だと思います。
本当に幸せです」
歌が終わった後、
お父さんはこう言いました。
私は、こんなにたくさんの家族と、
祝えることが幸せだと思いました。

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〈お父さんへ、みんなからの色紙をプレゼントしました。 糸を引くと、イラストから、お父さんへの気持ちを綴った、 五七五七七、「白き紙 込める思ひは ただひとつ 愛しき父へ おめでとう」 という言葉と、1人ひとりからのメッセージが現れます〉

お父さんのお誕生日を
みんなとお祝いできた時間は、
私の心に、深い安心や、信じる気持ち、
希望となって、刻まれました。
お父さんからもらった希望、勇気を、
ウィンターコンサートにつなげ、
自分の生き方につなげていきたいです。

(なお)

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