9月9日(土)「桃の芽接ぎ&3枚の田んぼの稲刈り」

9月9日のなのはな

〈穂木の芽をとっています〉

あんなちゃんが桃の芽接ぎをしているところを
見させてもらいました。
払子という品種の木が台木となり、
浅間白桃が穂木でした。
穂木の浅間白桃の
花芽2つと葉芽1つの芽(複芽)のところを
ナイフで切りとり、
台木となる払子の枝にも切り込みを入れて、
形成層という樹液が通っているところ同士を
合わせて、テープで密着するという方法を
あんなちゃんが教えてくれました。

〈台木の表皮をめくり、 穂木と台木の形成層同士を合わせて 密着させ、表皮を戻します〉
〈接ぎ木テープを巻いて、固定します〉

 

「緊張するね」
あんなちゃんが言いました。
その場の真剣な空気に、
桃の木を手術をしているように感じました。
台木となる払子という品種は、
病気に強い品種で、
台木の性質を受け継ぐことを
あんなちゃんが教えてくれました。
良い性質を受け継ぎ、
お互いに助け合える関係が
素敵だなと思ったのと、
新たな命が一つ生まれるのだと思うと、
希望や可能性を感じました。
10日後に成功したのかがわかることを知り、
芽接ぎの成功を祈っていたいと思います。

(ふみ)

 

〈成功したかどうかわかるのは10日後です 。 成功したら、葉柄が奇麗に落ちます〉

***

9月1日にまいたニンジンに続き、
同じ品種の『夏紅五寸』を、
石の下畑に種まきしました。
ニンジンは、覆土を深くしてしまったり、
乾燥させてしまうと芽が出ません。
5ミリ程度の浅い凹みに種を置き、
普通の土よりも軽い種播き培土を使います。
その上から、乾燥防止に籾殻を被せます。

 

〈竹で作った、種まき用の棒を使って、 種を蒔く場所を平にし、 覆土も一定になるようにしています〉

同じ工程の繰り返しですが、
1つひとつ、これだったら芽が出せる、
と確信を持って言えるよう、
丁寧に正確にやろうと思いました。
前回に種まきしたニンジンは芽を出し始めています。
水やりを欠かさないようにし、
成功させたいです。

(まりの)

 

***

 

コンバインでの稲刈りを進めました。
2チームにわかれて進め、
1日で奥々田んぼ、コミュニティ田んぼ、
那岐山三反田んぼの3枚の
田んぼの稲刈りを終えました。
私は午後から那岐山三反田んぼの
稲刈りに行きました。

稲の甘い香り。温かく感じる日差し。
ふと顔を上げた瞬間に広がる田んぼ。
お父さん、お母さん、みんなの姿。
時より吹いて来る心地よい風を感じながら、
豊かな気持ちになりながら作業ができて、
心が満たされる時間が嬉しかったです。

お父さんがコンバインで
奇麗に稲を刈っていく姿が格好良くて、
見ているだけで気持ち良くて、
どんどん私たちのお米が溜まっていっている
感覚に幸せな気持ちになりました。

〈コンテナがいっぱいになると、ライスセンターに持っていきます〉

倒れかかった稲をコンバインで
刈りやすいように起こしたり、
乾きがあまい稲は
コンバインに詰まってしまうため、
刈って畦に干したり、
落ちている稲を拾ったりしながら、
常にコンバインを運転しているお父さんを
感じながらの作業が心強くて、楽しくて、
夢中になりました。
何がやりやすく感じるか、何が嬉しいか。
お母さんの側で作業をしていると、
(自分も良い作業ができるようになりたい)
と思い自分にできることを
心と頭を使って考えることを意識しました。

自分が真面目な姿勢で向き合うことで、
作業を少しでもスムーズにできたのなら、
みんなにとっても、自分にとっても、
より楽しい作業に変えていける、
達成感の多い作業に変えていける、と思いました。
もっと良い仕事ができるようになりたいし、
ベストを尽くせる自分になっていきたいです。

(すてら)