「目に光を溜めて」 りな

1月7日

〇成人式まであと1日

 明日はさくらちゃんとなつみちゃんの成人式! 午前中から、家族総動員で、明日の体育館で開くなのはな写真館の準備や、飾りづくりが出来ました。
 私は、1日を通して、撮影班のみんなと一緒に、新成人の2人のフォトムービー用の写真撮影の場に居させてもらいました。朝にチームのみんなと集まった時に、カメラマンのかにちゃんが、「やっぱり2人にドレスを着てほしいんだ!」と熱く語ってくれました。急遽、朝食後にさくらちゃんとなつみちゃんが一番似合うドレスを、衣装合わせしました。

 さくらちゃんは、いつかの紅白歌合戦で着たことのある、水色に白いお花が刺繍されているドレスでした。なつみちゃんは、黄色いドレスかオレンジ色のドレスで迷って、オレンジ色のドレスに決まりました。
 2人のドレス姿は、息をするのを忘れるぐらい本当に綺麗で、可愛くて、どこかの物語から飛び出してきた本物のお姫様のようでした。かにちゃんやつきちゃんがヘアメイクをしてくれて、写真館から頂いた、キラキラ輝くティアラを付けた2人が、とても凛として、華やかで、大人に見えて、一緒に居られる時間が本当に尊いなあと思いました。

 ふと、いつの間にかまりのちゃんがお花のブーケを作ってくれていたり、ひろこちゃんは、2人のドレス姿にぴったりな、『星に願いを』という曲や、色んなBGMをかけてくれていました。撮影班1人ひとりが、欠けているところを補い合って、ぴったりその役割にはまっていて、そのことがとても嬉しかったし、さくらちゃん、なつみちゃん、撮影班のみんなで、運命共同体なんだなあと思いました。その空気感が温かくて、その中に居られることが幸せだと思いました。

 撮影していると、3年生教室に入れ替わりでたくさんの人が応援に来てくれました。最初に覗いてくれたのは、あゆみちゃん、たけちゃん、たいちゃん。たけちゃんは、「みーみ」となつみちゃんの名前を呼んで、とても嬉しそうだったし、私達と同じぐらい、ドレス姿の2人を見て、興奮していました。たいちゃんも、目をくりくりさせながら、じっとさくらちゃんとなつみちゃんのことを見ていて、本当に可愛いなあと思いました。

 ガラッと扉を開けて、入ってくるみんなのはじめの表情が、息を飲んで声も出ないぐらい驚いた様子でした。そして、満面の笑顔で、「可愛い―!!」と言ってくれて、その言葉を聞くだけで、とても嬉しい気持ちになりました。

 目に光をいっぱい溜めて、優しく笑いかけてくれるさくらちゃんとなつみちゃんと見ていると、切なくなってしまうぐらいに、ぎゅっと胸が締め付けられました。2人のことが大好きだなあと改めて思ったし、成人してしまうのが少し寂しい気持ち、でもずっと2人と家族で居られることが嬉しい気持ちで涙が出てきそうでした。

 さくらちゃんやなつみちゃんを写真で撮っているかにちゃんもまた、2人と同じ優しい表情をしていて、2人のことを理解して、魅力も知っているかにちゃんだから撮れる写真だなあと思いました。

 撮影をしている間も、体育館の飾りつけや、3つのチームでのお祝いムービー撮影は進んでいるようでした。なのはな全体が、さくらちゃんとなつみちゃんの成人をお祝いするムードで、心がポカポカしていられることが、嬉しいなあと思いました。

 午後は、少し遊んで魔女の写真を撮りました。夜空の背景に、ウィンターコンサートで使った電飾を取り付けて、キラキラ光る流れ星のようにしました。その前に、魔女の衣装に、とんがり帽をかぶったさくらちゃんとなつみちゃんがポーズをとります。

 電飾をぼかして星のように見せるために、ストロボはたかずに、私達でライトを当てました。かにちゃんが、「本当に可愛いよ!」と言ってくれた写真を見せてもらうと、夜空の中に、2人の姿が浮き上がって見えて、とても幻想的で綺麗でした。
 青いサテン布を横断させて、布の奥に片方の足を布の手前にもう片方の足をだして、布の手前の片足だけを地面から離して箒に跨るポーズにすると、まるで両足が地面から離れて、夜空を飛んでいるように見えました。トリックアートのようでとても楽しかったです。

 明日は、さくらちゃんとなつみちゃんの成人式です。2人にとって、節目の日である明日を、家族みんなとお祝いできることが嬉しいし、20歳を迎える2人にとって、明日が幸せな思い出になるように、私も役割を精一杯果たしたいです。さくらちゃんとなつみちゃんの、振り袖姿がとても楽しみです。